家族で2日間かけて、にへい家の“3人目のおばあちゃん”の足跡探しに行ってきました。
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おばあちゃんとの出会いの始まりは、あたしが生まれる前。
父が大学生の頃。
社会調査でたまたま受け入れてくれたのが、おばあちゃんの住んでいた岩手県沿岸部の小さな集落。
そもそも、このおばあちゃんの家は調査対象ではなかったみたいなのだけど、お願いしてた御宅が留守だったので、飛び込みで協力をお願いしたうちの一人だったらしい。
そこで、おばあちゃんがあんまり人当たりが良く感動しちゃったあたしの父が、それ以降ずっと電話やお手紙を続け、度々訪れてた。
それで、父は結婚して、姉やあたしが生まれてからも、おばあちゃんのとこに一緒に連れてってくれた。遠いし、あたしは2回しかいけてないけど。
それでも、小さいながらに記憶してるのは、いつも山盛りに作っていてくれたおばあちゃんのおいしい料理と、語尾に「~ござんす」ってつけるのと、気丈でやさしい表情。何かね、あたし小さかったけど、すごくおばあちゃんが大好きだったし、母も「おばあちゃんのこと、ぎゅってしたくなるね」とか言ってて、とにかく私の家族にとってすごく愛おしい存在でした。
そのおばあちゃんが、昨年亡くなっちゃった。
といっても、ほんとに苦しまず、ゆっくり眠るように逝ったみたい。
びっくりなのが、旦那さんに先立たれて、13年くらいひとりで暮らしてたのさ。
亡くなる前年位まで、毎日日記を付けて、大好きな畑仕事をして暮らしてたって。
今日は、息子さんがわざわざ仕事休んで来てくださって、いろいろお話した。
そしたら、小さいとき曖昧だったおばあちゃんの人物像がちょっと見えてきて。
おばあちゃんは、ここに嫁いできたころ、開拓集落だったこともあってこれからこの家や集落を発展させて、しっかり守って行かな、って意思がものすごく強かったみたい。
だから、絶対にここを離れずに、旦那さんがなくなっても一人で頑張ってたんだなって。
ほとんど外に出たりできなかったろうけど、そういう強さがおばあちゃんをここまで生かしてくれてたのかなって。
前来たときは、ただお話聞いてたばっかりだったけど、きっと今一緒にお話できるならきっといっぱい刺激をくれたんだろうな。
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それで、ありきたりだけど、こういう出会いとか繋がりってすごいなと!
あたしが今学生で、将来、旦那さんや子どもに会わせたいと思う人って誰だろう?
もしいたとしても、なかなか気付かないのかも?
でも、本当に会うべき人とは繋がっていけるのかな。
おばあちゃんとの出会いにすごく感謝してるし、あたしにとったらほんの少しの時間だったのにこんなにも印象深い人物であって、自分も誰かにとってそうあれたらいいなって。そして、人との出会いをもっともっと大切にしていきたいなって思ったのでした。
おばあちゃんといつも一緒に写真を撮ってた、お家の前のおっきな杉の樹。
おばあちゃんが天国で安らかに眠れますように。
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